女の野心〜「篤姫」

もちろん、(今さら説明するのもあほらしいが)昨年のNHK大河ドラマ

・・・まだ、(今頃になって)DVDで第8話あたりまでだらだら見た程度なので、本当に申し訳ない結論になってしまうが、女の野心って、ある人には少女時代からちゃんとあって、こえ〜な〜と心底思った。(ファンの皆さん、すいません)

ここまで見た結論では。どう考えても、藩にとどまって、爽やかで可愛い尚五郎(瑛太)とささやかに結婚したほうが幸せだなぁと感じてしまうのだが、「日本一の男と結婚したい」と篤姫はゆう。・・・それが、おおうつけのヘンなおじさんなのだから(一応将軍ではある訳だが、)「若さっていいな〜」と私のようなおばさんはつい思ってしまうのである。

風と共に去りぬ」の最後で、レット・バトラーが「45才と言えば、若い頃馬鹿にして気にも止めなかった親戚付き合いをしたり、名誉を求めたり、一身の安全を図ったり、しっかりと深いところに根を下ろしたものを尊重する年頃だ」と言うのだが、私もだんだんその年齢に近づいているのかなぁとしみじみと思った。

まぁ、尚五郎も優柔不断と言うか、超スローペースな男の子なので、篤姫がいらいらして、「友情」と言い出す気持ちも分からんではないが。

それにしても、繰り返すようだが女にも「野心」は確かにあるのだ。上の上の男を常に目指したい、っつんですか、篤姫宮崎あおい)は、特に強い少女なのだろうけれども、女の出世物語ってここにつきるのかなぁと思いました。