2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ニッポンの美学

私が過去つき合った男性に、割と多いパターンだったが、要するに「彼」には父親がいない。いても、幼い「彼」を殴るとかして失踪するか、自死している。母親とは言えば、しっかり者で「彼」をよく可愛がっていて「彼」はものすごいマザコンである。 こういう…

やれやれな受賞

ノーベル文学賞の「中国行き」が決定した。 詳しい感想は省くが、私の所感は「ああ、日本人ってもう世界の文学的文脈では悪役になったのね」の、一言に尽きる。 それにしても、村上春樹は一種呪われた作家になりつつある気がする。・・・実は、「1Q84」…

おかん殺し

親子の和解、というのはひとつのドラマになる。・・・特に日本の小説のテーマには多いように思う。 しかし。 「和解」ってしなくちゃいけないもんなんだろうか? 私は現在、母親との和解、どころか接触自体をドクターからもカウンセラーからもきつく止められ…

さらば愛しきゲドよ

・・・長らくお世話になったブロガーさんはいろいろいるが、仮にその人の名はゲドとしておこう。 ゲドの主張は、(頭の悪い私にはよく飲みこめていないようなところもあるが)要するに、「日本国憲法の精神を守ろう」というようなところじゃないかとぼんやり…