2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

クレバス

あなたの深い傷私の深い傷クレバス傷が呼応しあって不思議なハーモニーを奏でるとても他人には理解出来ないと感じていたこの痛み多分ふたりには解る深いクレバス抜け出せたのが不思議なほどのこの世にあり得ない深い谷間

分かち合い

分かち合うことは難しい生真面目なあなただから私が来なくなったのは自分のせいだと全てをさらけ出すべきか否かと悩んでいるんでしょうただいつものあなたのように人の話にただじっと耳を傾けていればいい1年でも2年でも話したくなった時に話せばいい女の…

まだ

自分で思っているよりずっとあなた熱くておっちょこちょいだわ自分で思っているよりずっとまだまだ人の真意が見抜けないどうか無理しないでお腹空かさないで私に気を使わないで愛しいあなたもっともっと年相応に我が儘勝手でいいわよ

いい男

初めて見たあなたは赤いチェックのストールをして皆が集う教会の床に風来坊のように座り込んでたただ無言でその姿に私は強烈に惹かれた…。付き合ってみたあなたは思っていたのと全然違った優しくて暖かくて冷静で頭がよくてX’masイブに私の全てを賭けていい…

ごめんね

ごめんね 本当の思いやり なくてごめんね あなたは情の深い人 拾ってきた黒猫にミルクをやる人 黒猫には親猫がいませんでした 飼ってくれる人もいませんでした 抱きしめてもらったことがありませんでした 人にじゃれついて噛み付くことしか知りませんでした …

スターダスト

あなたはただの塵じゃない 星屑 スターダスト この世でただ一つの存在 価値あるもの その自分を大事にして・・・ あなたの感情も行動もあなたのもので 私はその前にはただ無力です

片手運転

ばか 夜お風呂に入りたくないと言う ばか コンビニの冷たい食事はしたくないと言う ばか 車を片手で運転する ばか でもそのあなたの車に乗っちゃって あなたの低い歌声耳元で聞いてたら あれよあれよとイっちゃった 私もあなたと同じくらい馬鹿ね

感情

知りませんでした 何十年間も 己の感情を解放すること 夜更けに聞いてくれる人がいること 隠し続けたこの思い 吐き出せる場所があること あなたが初めてでした 私を受け止めてくれた人 ありがとう

そっけない

少し疲れ気味で ネクタイ緩めて無精髭で そっけなくて男らしい貴方が好き お腹空かして 夜の街を何処までさ迷うのか私は聞かない・・・ このまま黒猫のようにスルリと 闇の中に消えて行きそうな不安 私のことどう感じてる?

優しい目

貴方は優しい眼鏡屋の店員さん 年の割りに大人びた笑顔で朝焼けの空のように微笑む そんな普通の男の人誰しもが 女を喰らう時には あんなに激しい目つきをするものでしょうか・・・ 私何も知りませんでした 愚かでした あなたを悪戯に混乱させた ごめんなさ…

携帯にキス

あなたの想いが沢山つまった携帯にキス あなた私が出来ない事を軽々とする 私の想いの及ばない分まで察してくれる まるでクリプトン星から来たスーパーマンみたい あなたのサングラスとキーホルダーと時計にキス 今日も行ってらっしゃい

ハピネス

あなたと会えて ハピネス 時計の針よ止まれ ハピネス 甘いささやき ハピネス もっともっと会いたい こんな人に出会えた幸運に ハピネス・・・

昔の写真

昔の写真で見たあなたは けぶるように優しい目をした青年でした 何があなたを変えたのか あなたがどんな地獄を見たのか 多分私はうっすらとは知ってる・・・ 今のあなたは鷹 その逞しいあなたに突き回されて 涙する 喘ぐ 快楽の淵に溺れてる 甘えてごめんね…

堕ちる

男は獣と言う名の闇 いつも女を喰らおうとしてる なぶり殺しにしようとしてる 男心をからかったらだめ 泣きついてもだめ 私の愛する男はそういう人

あなた

あなたは私の杖 あなたは傷だらけのキリスト あなたは怒れる犬 私は盲いた老人 私はマグダラのマリア 私は黒い猫

腹が減っても愛してゆけます〜「COWBOY BEBAP」

これは、西暦2071年の宇宙を舞台にした、時代遅れの賞金稼ぎ〜スペース・カウボーイ達と一人の天才ハッカー少年の物語である。詳しい説明は、まず見ていただくこととして、面白いのはこの脚本を書いているのが、メインライターを主として、ほとんど女性…

桜色のニット

ずっと苦手でしたあなたに甘えることびっくりしました支えてくれると言うのであなたは私が思っているよりずっと大きくてとても不思議グレーのスカートと真っ白いブラウスと桜色のニットを少し無理して揃えますねあなたと一緒にお正月お賽銭箱の前で並んで頭…

可愛い

私の愚痴を受け止めるような大きいこと言った後さみしいとポツンと呟く私に酷いこと平気でした後なじると焦ってキライになったのと言う助けてと言った後助け舟を出すと一人で出来るよとえばるあなたまだまだ子供でとても可愛い

もがく

私だってもがいているこの傾いた古い家の底で私だって支えて欲しい強く明るく逞しい人にもがいてももがいても明日は来るのか来ないのかあなたは教えてもくれずに自分の道をひた走る私はひとりもがくもがくもがく

鋭い

あなたの鋭い刀のような視線に恋をしたあなたの研ぎ澄まされたような躯に恋をしたあなたの「生きたい」という真摯な激しい意思に恋をした私がもっと強くて温かくてあなたを支えてあげられたらあなたの鋭い心に恋をした

2つの流星のように

2つの流星のように生きよう目立たなくてかそけき存在でもある時目にした人にその願い事をかなえられるような存在でいようあなたは自分は流れ星だと言った例えば2つの流星のように生きようミネルヴァの梟は夜に羽ばたく

朝日が目にしみる

朝日が目にしみる障子ごしのやわらかな陽射しが木の葉の影とあいまって優しいあなたのメールと共にゆったりと私を包む書きかけの年賀状どこまで終わるかな少し眠たい眼に体に朝日がしみる

座礁しかかった船には色んな水母が寄り付いてほうやれほほうやれほと訳の分からない呪文を投げつける座礁しかかった船の船員は水母なんかに構っちゃいられない我先にと荷物をまとめて岸へ向かう飛び石へ乗ろうと焦るけど水は船へとただ押し寄せるばかり座礁…

小鳥

あなたはまだ若い幼い小鳥私がどんなに頑丈な籠を作ってもきっといつかはるかな大空へ飛び立って行ってしまう私には滅茶苦茶したあなただけどそれは若さゆえのことだから見逃すしかありません私は多分あなたが思うよりも疲れていてあなたに逢いに行くだけで…

ちっぽけ

あなたと付き合っていると自分がほんのちっぽけだなと思うあなたには自分の考えがあってあなたにはあなたの仕事があってあなたは上手な詩も書けて…私はただここにいるだけでとてもちっぽけだなと思うもしあなたが若い彼女を見つけて今からその時悲しくならな…

真面目な人

あなたは私が思っていたよりずっとずっと真面目で大人の人でした何だか少しこわいミーハーな私にあなたとても優しかったけど時々目の奥の鋭い光が私を見抜いているような気がするあなたが苦しそうな時もっと黙ってそばにいてあげられたら真面目で大人な人な…

チャイティー

暖冬のある日 街をなんとなくさまよって 凍えて 喫茶店でチャイティーを飲みました サラリーマン 子供連れの女性 若いOL 皆それぞれに 心のどこかに 凍えそうな思いを抱えながら 珈琲をすすっているのでしょうか 暖冬のある日 暖かいチャイティーを飲みな…

愚痴

愚痴は言いたくないなと思う 苦しいこと 泣きたいこと くやしいこと いろいろあるけど 私より頑張っているあなたがいるのだから 愚痴は言いたくないなと思う 私を支えている沢山の人のために 薬がきつくても ハンディがきつくても いっぱい泣きたくても 愚痴…

LIKE LIKE LIKE

独占したいというのとはちょっと違うけど いつも一緒にいたいと言うのともちょっと違うけど あなたの趣味私とよく合う あなたの仕事ぶり何気に好き いやな時はいやとはっきり叱ってくれるところも好き でもたまにはおごってくれないかな Parisの地図の付いた…

マラソン

人生はマラソン あなたはもう助走がついてる だから諦めないで 頑張りすぎないで あなたはあなたのままでいい 人生はマラソン たとえ遅くても 自分なりに結果が出るまで まだ半生たっぷりあるのだから 焦らずにのんびりと 野の花を横目で見ながら