2009-08-03から1日間の記事一覧

Loving

誰もを愛したいと思って来た私にほんの少しでも優しかった全ての人を愛しいとでもあなたはそんな私を警察に挙げて私がようやくサヨナラと言うと平然と誘惑して空手形の約束を出したあなたとてつもなく残酷で憎い

算数

眼鏡の奥であなたは単純に計算したたかが僅かな財産しか持たず世間を何も知らない惨めな女よりも自分と共に走って行ける稼ぎのある健康な女がいいと引きこもりの思いやりなどただ耳の奥にしまって体だけ奪って棄てれば万事OKだとそれがこの世の算数そして…

モンスターパニック

毎日毎日家族の蛇を見るような目にさらされて朝飯も昼ご飯も夕食も私のためには用意されず風呂が沸いたの一言もなく男性と付き合うことは暗に禁じられ結婚も望まれずただ甘やかされたヘレンケラーのように昼も夜もない世界に何十年もいたモンスターのパニッ…

常識

常識で考えればあなたは今働く事でとても疲れていて私に連絡するどころではないのでしょう分かってる私が悪いことそれを認めたくないこともでも私の思いやりは何の役にも立たなかったあなたは自分をハイヤーパワーで真っ白にして戦うことだけに生きがいを求…

あなたには分からない

赤ん坊の頃からこの子は頭がいいと疎まれ実の親に施設送りにされカウンセラーの好色な視線の餌食になり女性からは徹底的に嫌われ実の弟に愛情を独り占めにされ40年間も誰にも愛されずに生きて来た父が私に心を込めて奢ったのは祖母の納骨の日に骨壺を私が…

あなたには分からない

幸せなあなたには分からないどんなに誠実と勤労を積み重ねても決して勝ち組になれない者の痛みあなたには分からない運のいいあなたには分からない一体ミーティングで何を聞いていたのか全ての勝ち組が家の中に不幸な象を飼っているとあなた自身の中にも象が…

どうでもいい

どうでもいいママとドクターとカウンセラーの言いつけを守る男どうでもいい日本国憲法には逆らえないと言う男どうでもいい勝ち組の階段を上り詰めて最後に真っ逆さまに落ちるであろう男あなたはスペードのエースひっくり返った塔幸せ過ぎるほど幸せな男

スペース・ヒットラー

怒りのポテンシャルあなたには恐らく理解不能のこのポテンシャルの高さ宇宙全体が消滅してしまえばいいとこの手で宇宙の息の音を止めたいとまるでスターウォーズのダースベイダーすら滑稽なピエロにしか見えない程に高い怒りのポテンシャルあなたが私から引…

どうして

どうしてすぐ「俺が悪い」って言うのか分かんない…。あなたは何も悪いことしてないのに私が悪いのにこんなに好きなのに愛してるのにどうして信用しないの分かんないあなたがこわいこんなにこわいのに好き

好き

好きで好きで仕方ない毎晩思い浮かべるのはあなただけどうして2月のシフト教えてくれないの…?今すぐ来て来て来てお願い…

巷に雨の降る如く

あなたが夢に向かって走り出したあなたが実は前にもまして孤独なのではないかと今はそれだけが心配ですあなたの心に雨の降る如く我が心にも雨ぞ降る

白昼夢

あなたと寝ているとまるでサバンナの荒野に二人だけでいて真っ赤な朝日が大空の果てに昇って来るようなそんな白昼夢を見る

SAMOURAI

「片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を」 あっそう 勝手にしたら いつか昔パフュームのショーウィンドウで直感で思った あなたに似合う香水は アランドロンのSAMOURAIだと そういえば私 以前よくSAMOURAI WOMANをつけてた…

私の愛した男たち

私の愛した男達は ヤクザ 牧師 侍 そして 医師にして芸術家にして未だ謎の男

サムライ

あなたの苗字は 常陸源氏の流れを汲んでいると人づてに聞いた My サムライ あなたが武士の誇りを捨てて 神に帰依するのは 1年後か 3年後か 5年後か 10年後か それともあなたが老いて己の死に直面する時なのか その時になっても 自己にのみすがり続け…

COOL

貴方と別れてから 妙に冷たくなった自分がいる・・・ どんな世間も 私というダイヤモンドの欠片を打ち壊す事は出来ない SO COOL 頑張ってね 可愛い眼鏡屋さん 私は流れ星で終わる気はないわ ADIOS MY COWBOY

その後の私

あなたのおかげで勇気が出来たそれまで本当は生きていたくなどなかったいつも世界が水爆で消滅してしまう夢を見ていたあなたのおかげで友達が出来た憧れのあの人にチョコレートが渡せたなんでもない会話も出来るようになったプードゥドゥの服とブーツも買っ…

いじわる

どうして時々いじわるなのか携帯の向こう側でただ返事せず音楽をかけてたり私に何を求めているのと聞くと先に寝ちゃったりお前のように不安定な女とはお別れだと言ったりそのくせ私があなたに捧げた詩を読むと言うと「探すなよ」と言いながら何時までも待っ…

二匹のペンギン

二匹のペンギンのストラップが私の携帯にぶら下がってるまだまだ幼い双子なの思えばあなたと私はアニエスベーとミッシェルクランと詩が好きであっという間に意気投合して何だか兄妹みたいだったね…。あなたが私の隣の部屋にもし住んでたらものすごく楽しかっ…

若いもろい二つの木のように

お互いに頼りすぎましたすがりつきすぎました親子ほど年の離れたあなたに赤子のようにすがりつきすぎたお互いに支え合おうとし過ぎました若いもろい二つの木のようにもっともっと自分の足で歩まなければいけなかった今はそう思います

手探りで

手探りで 深い霧の中を歩む どこかに 救いがあると思いながら あなた あなた自身では駄目だったのか 二人とも 親に頼りすぎたのか それでも まだ生きていたい まだ あなたの吐息を感じていたい あの 雨のホテルの記憶を忘れないでいたい

本音

本音を言えば きりがない・・・ 二人とも 気持ちを話すのが苦手だった あの教会で 辛かったこと 悲しかったこと 未だに上手く話せない ただ人のぬくもりが欲しくて ただそれだけで 寝物語を誰かとしたかった二人

あなたに

あなたに結局 何もしてあげられなかった 詩と肉体以外に 心尽くしの手作りの料理も何一つとして 距離を置いたのは失敗でした あなたは 頭で考えすぎる わたしは 体で考えすぎる あなたの気持ちに もっと大切な何かをしてあげたかったです

今さら

今さら あなた自身が好きになったと言っても 信じないと思う 今さら 人についていく女だと言っても 嘲ると思う そんな 男だと思う 今さら 愛してると言っても 笑うと思う だけど今夜だけは一緒にいたいと思う

元旦

元旦の寒い日 侘しい駅前であなたを待っていた あれは 私が他の人のためにした 初めてのことでした あなたが家に帰れないと思って 大晦日に灰色のスカートを買って それを着て 寒い駅前で 誰もいない元旦 疲れ果てた千鳥足のあなたを待っていました

昔のアルバム

あなたがまだ幼かった頃 幸せだった頃のアルバムの写真 いっぱい携帯に送ってくれたね 「幸福を運んでくる青い猫っていないかな」っていつか言ってた あとで思い出して ベッドで涙がこぼれた 今もさみしいまんまなの あなたは私と違って人気者なのに 皆に可…

さBしい

あなたがいないと さBしいな 今頃一生懸命働いてるのかな やっぱり年が違いすぎてダメなのかな いっぱい嘘ついた それなのに ものすごくこらえ性のあったあなた 今になって気づくなんて 友達いっぱい増えたけど 誰も分かってくれないような気がして あなた…