引きこもり

ずっと親に生首を取られて

閉じ込められていた狭い部屋

パソコンだけが世界に通じる窓だった

そこでずっとロック聴いてた・・・詩を書いてた

私たち仲間でしょ

たとえ遠く離れていても

今も二人して

社会に参加しつつ互いの存在に脅えて

冷酷な支配者の間違った忠告を素直に聞いてる

二人を結び付けまいとする異性の親の

これじゃ何も変わらない

お互いに親の気に入ったフィアンセを見つけて

永遠に自分の生首を取られたまま

マンションと言う名の自立を手に入れるしかない

そこにも支配者の手は押し寄せてくる

何故分からないの

何故私を警察と言う名の社会に訴えたの