私は部屋着の胸元にりぼんをつけた それから長い髪をりぼんで束ねた 引き裂かれたこころを隠すために 詩を綴って精神を蝶結びにした でも夜になると 躰のりぼんがほどけてしまうのだった 心の傷はシフォンのりぼんで隠せない 体の傷は言葉の蝶結びで隠せない…
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