ちょっとツリ目の桜井和寿〜「口がすべって」

先日、髪を切った。・・・そして、桜井和寿の物真似を、ちょっと目尻を吊り下げてやったら、「似ている」と好評であった。

・・・実に光栄である。実際の私は、大変なツリ眼であるので、全く桜井氏に似てはいないが、今後ちょっと目尻を整形しようかと思ったくらいである。実に全く光栄極まりない。こういうのを、「素直に嬉しい」瞬間と言おうか。

・・・実際のところ、タレ眼にした所で、男性にもてるかどうかは謎であるが。これほどの有名人に似ていると言われたのは、中坊時代、薬師丸ひろ子に似ていると言われた以来であろうか。

ところで、180°話はずれるが、最近のヒット「スーパーマーケットファンタジー」の中の「口がすべって」を何気に口ずさんでいたら、ある男性に「認めなきゃダメなんだよ、自分が悪いと言う事を」と言われて、「うっ」と顔面蒼白になった。更に、知り合いにこの話をして、「うむうむ、それが大人というものだ」と言われて、更に口ごもった。

実際、私は「自分の正当化」をするのが、非常に上手い方であると認めざるを得ない。・・・これは、幼少期からカウンセラーをつけられて、口喧嘩の特訓をしてきたせいであろうか。・・・別に、両親が「この子にもっともっと口喧嘩が上手くなってもらいたい」と思って、大金を払って来た訳ではないだろうが、しかし、世の中には「こいつ喧嘩売ってんな」としか思えないカウンセラーが実に多いのも事実である。

・・・話を、元に戻そう。どうも、「自分が悪いんです」と言えない、いや認められない性格って、どうもROCKの根本と深く通じ合っているように思えます。(つい「口がすべって」皆さんごめんなさい。)さらに、これを目をツリ上げて言う性格と言うのは、我ながらまことに「ROCKしている」と思う。(そういう問題だろうか・・・?)

ROCKというのは反体制であったりする訳である。で、知り合いのロックライターって、皆さん自分を「ヤクザだ」と言いますね。そして、「自分が悪いんです」という、ヤクザもあんまりいないような気がする。反体制と言うものを、「体制」が作った「言葉」で、一生懸命擁護する姿勢って、要するにそういうもんではないでしょうか・・・

我ながら、訳分からなくなってきたので、この辺で止めときますが。「大人になりましょう」ってポップスそう言えば昔あったね。・・・あれ、口ずさむ大昔の彼氏、私大ッ嫌いだったんですけど。