Rock!Rock!Rock!

大人は疲れている〜「遠くで汽笛を聞きながら」

最近、弟の態度に疲れている。 弟は、いわゆる1流大学を出て、その後親に反発して好きな道で食っている。今の世間では、ある意味誰にも文句のつけようのない人生を生きている。 しかし、この弟が親の介護に関しては、全くあてにならない。 「理屈はどうでも…

女性としてのプライド〜「At Seventeen」

私は、多分、女性として自己評価が低かった。・・・と言うか、自分をちゃんと売る段取りと言うのを全然知らなかった。 男の人と付き合う時、「付き合う」と約束してから付き合わないと、安い女性扱いされる。男は図々しいから、こっちが可愛く「奢ってね」と言…

人を尊敬する〜「Stand By Me」

私の今年の課題は、人を尊敬する事だ。 ・・・私はいつも、他人を上から目線で見ているところがあったと思う。実の母親が、私を幼い頃からこてんぱんに馬鹿にしていたので、知らず知らずに強固な自衛手段として、そうなったかなと今振り返って思う。 人を上…

見えない薄い膜が消えた時〜「春よ来い」

お正月に、近くのスーパーの福引きに並んだ。 末等5000円と言うので、結構沢山の人がいた。・・・私は100人目位に並んでいた。朝のスーパーは寒くて、乾いた感じがした。 中に、あんまり可愛くない女の子が、でもはしゃいでお父さんとお母さんと手を…

突き詰めないこと、こらえること〜「ストレンジャー」

今年の終わりに、「君は物事を徹底的に追及するから怖い」と、言われたことがあって、自分でも少し考えた。 私の母は、ものの分からない人である。・・・それでも、私もだんだん、遅すぎた青春を取り戻している内に、母の弱さや貧しさから来る痛みが、多少は…

被災とは、回復とは。〜「希望の轍」

きのう、私は福島の彼に言った。 「私、回復しようと努力してる。でも、病気になる前の頃のように、元に戻すのは、すごく難しいの」 彼は言った。 「それはそうさ。例えば、放射能除去なんて言うけれど、 俺の目の前にある山だって、全部放射能を取り除くに…

『非現実的な夢想家』の行きつくところ〜「夢の中へ」

なんか最近、考えてしまったこと。 「非現実的な夢想家」として、歩いて行こうって、どういう事だろう。 井上陽水の、「夢の中へ〜夢の中へ〜行ってみたいと思いませんか」を、つい思いだしてしまったのだけれど、要するにそれって、「お母さんを求める子供…

太宰治の分からなさ〜「世界は二人のために」

これは、私が多分、太宰治を全く理解出来ないので、(・・・正直言って、2〜3行読んだだけで、どの作品もうんざりすると言うより、訳が分からなくなってしまうのである)一種の「誤読」論として、悪しからず読んでいただきたい。 私が、太宰のどこが理解で…

なしてもならない〜「TOO LATE」

女と言うのは。(かく言う私も、女だが)何故、よりによって、(あの超馬鹿ウルトラポジシン女性がその代表であるが、)「成せばなる」と言う、哲学を信じたがるのであろうか。 成せばなると焦るほど、何事も成せない。 多分、(これは私の邪推だが)毎日、…

つまらない女〜「ナチュラル・ウーマン」

回復とは、つまらない人間になる事かと思っていた時期があった。 恋は楽しい。・・・アディクションは楽しい、面白い。そう感じていた時期もあった。 でも。 慣れて来ると、段々しらふの生き方の方が、楽だし心地よくなってくるものなのである。 もちろん。 …

哲学と文学と宗教と〜「イマジン」

自分は、99%は共依存否定派だが、1%は肯定派だと思う。 共依存と言うのは、悪い酒のようなもんなんじゃないかと思ったりもする。・・・しかし、じゃぁ哲学的に考えて、そういう「悪い酒飲み」を社会から、全追放することって可能なのか。 NOだと思う…

東日本大地震雑感〜「君が代」

ひっきー、こと勤労の義務を果たしてない(正確には、今就労支援所で月に500円働いてますが・・・)非国民の、独り言である。 いや、今回の地震騒ぎにおけるブログシーン、はっきり言って何やら気味が悪い。まるで、「一億総同胞」の状態に、完全に戻った…

文化的焼け跡の風景〜「第61回紅白歌合戦」

ちょっと遅れて来た感想だが、昨年末の紅白歌合戦を見て、思ったこと。 なんだか、紅白の舞台が「学芸会化」しているのである。・・・中学生の集団みたいな(←これは、昔の「老けた大学生」を見慣れた父の言であるが)AKB48が、芸とも言えないような芸…

BL女のくらたまバッシング〜「少女A」

さて、突然ですが、ふと考えた事。 BLファンの、くらたまバッシングを読んでいて、ふと思ったのだが、「こいつら、同じ種族の裏表なんじゃないの?」って。 くらたまは、一言で言って「馬鹿な女」である。・・・そこを、「可愛い女」だと思う人もいるのか…

回復すると言う事は〜「レベル・レベル」

引きこもり状態から、回復し始めて3年になる。それで、思った事だが。自分が、あがいている頃出会った、クレージーな奴らは本当に今思うと面白かった。・・・自分の言葉で自分の哲学が語れ、勝手な不良をやってるいかれた奴らばっかりだった。親に死なれて…

鬱の人に対する親御さんの対処〜「恋人がサンタクロース」

こないだ、詩の講座に行った。終わった後、メンバー4人程度でお茶を飲んでいるのだが、「人が4人集まれば、そこは自助グループである」という言葉(ちなみに私の造語です)の通り、お茶会も回を重ねると、「実は家、長男がニートで家出してて」「弟が鬱で…

色々分からない事〜「アメイジング・グレイス」

セルフヘルプグループに参加して2年余になる。どうも、「色々分からない場所だ」という、思いが強くなって来た。・・・「組織でない」と言いながら、立派な組織である。「陰口がない」といいながら、陰口だらけである。少し解説しよう。セルフヘルプグルー…

女と思想の両立〜「無理だ!」

ある種の、ある年齢以上のインテリ男性にたまによく見られる、勘違いの中に、「俺のために飯を作って欲しい、それでいて自分の思想は持っていて欲しい」というのがあるけど。これ、現代の庶民の日本人には、絶望的なまでに「無理だ!」なんですよ。・・・確…

SMとDVのびみょーな境目〜「銃爪」

昔、ツイストの「銃爪」が大好きであった。・・・「クサい」と言われようが、「演歌ロック」と言われようが、あの世良正則のノリが大好きであった時期があった。あれから1/4世紀以上経って。その頃、「要するに、あれは初めて日本に生まれたSMロックな…

都会の男のダンディズム〜「悲しい色やね」

先日、かなり手酷くふられた。・・・その理由が、「俺には仕事がある。お前は、俺の嫁として不適格である」とゆう要旨のものであった。 何か、(私も、精神年齢が若いですので)半年近く落ち込んでいたが、しかし結局、ああいう振り方とゆうのは「野暮の骨頂…

空気読まないキムタク〜「SHAKE!」

昨晩、例の最近の問題児こと草薙剛が出ているスマスマを見た。・・・そして、キムタクの「空気読みっぷり」に改めて感心した。 誰だって、活字では何のかの言って、裸踊りした奴がKYにTV出てると不愉快な訳である。草薙にしてみれば、本来真面目であるか…

大人になれない男なんて大嫌い〜「港のヨーコヨコハマヨコスカ」

女友達が極端に少ない私であるが、最近職場で友人ができた。彼女の名はヨーコちゃん(仮名)という。ヨーコちゃんは、はっきり言えば職場の実力No.1である。言ってみれば大黒柱的存在である。・・・彼女が「辞める」と言ったら、あるいはチーフは2倍の…

ちょっとツリ目の桜井和寿〜「口がすべって」

先日、髪を切った。・・・そして、桜井和寿の物真似を、ちょっと目尻を吊り下げてやったら、「似ている」と好評であった。 ・・・実に光栄である。実際の私は、大変なツリ眼であるので、全く桜井氏に似てはいないが、今後ちょっと目尻を整形しようかと思った…