第3次世界大戦の予感〜「おまえのやさしい手で」

いきなりで恐縮ですが、日本と言う国は。「黒船」で1度レイプされ、更に第2次世界大戦で、そのレイプされた相手と、無理やりDV結婚させられてしまって、もう国全体が一種のストックホルム症候群、という状態であって過言でないように思える。
確か、佐藤史生の短編で、「のろわれたこの世界、すべてが変形しゆがんでしまったこの世界」で、桜だけが咲いては散るとか言う、短編があったけれども、あれは確か、結核におかされた主人公が、実の母親を自害に追いやった、アメリカナイズされた父親とその妾の息子を憎むばかりに、自分も破滅するとか言う話だったっけ。
これまた、唐突で申し訳ないが、今増えていると言う鬱患者と言うのは、ある意味、結核がほぼ根絶されたので、出てきた心の病気でもあるように思われる。DVの夫の言う憲法に従って、毎日毎日、鬱になった自分を、「平安の祈り」とやらで更に殴っていたら、おかしくなっても当たり前だろう。
人間には、人間の意志と本能がある。これを、いくら「神(スピリチュアルなもの)」で押さえつけても無理である。どこかで、それは狂って爆発して当然だ。もし、私が「1Q84」の環さんであったなら、ある日どこかで金属バットで夫を殴り殺していたと思うし。
しかし、この「歪んだ世界」で、今のところ夫の権力の方が圧倒的に強いので、皆、鬱になってかろうじて自分を守っていたりはする訳であるが・・・。
何だか物騒な事を書いていますが、私は最近、「第3次世界大戦」の予感がしてならない・・・。しかし、それに乗った日本はおそらく、大敗して、今度こそ「日本」という国は世界から消滅するんだろうなぁ、とか。
そしたら、その時今度こそわれわれはどこへ行くんだろう。とか、そんな事ばかり毎日考えている。まことに物騒な白昼夢で申し訳ないのですが・・・。
「勝てば官軍」と昔の人は言ったそうですが。そうなる前に、出来るだけ喚けることは喚いて死んでいきたいなぁ、とか。と、思いながら勝海舟の生き方などを漠然と脳裏に浮かべておりますが、あれは一種の超人だからなぁ。「じゃがたらお春」になる確率の方が高いかも。
最後に、纏めにならない纏めをしておこう。「あてにもならない浮世の歴史が、狂と言おうが、賊と言おうが、そんな事は構うものか、処世の秘訣は誠の一字」