BL女のくらたまバッシング〜「少女A」

さて、突然ですが、ふと考えた事。

BLファンの、くらたまバッシングを読んでいて、ふと思ったのだが、「こいつら、同じ種族の裏表なんじゃないの?」って。

くらたまは、一言で言って「馬鹿な女」である。・・・そこを、「可愛い女」だと思う人もいるのかどうか・・・(よく、分からない。)が、どこがどういう風に馬鹿かと言うと、「男は、私が(女が)真実愛すれば、必ず応えてくれる」と、まるで受験勉強(?)の延長のように思ってるところが馬鹿なんである。

(実際は、受験勉強だって、「こつ」というものがありまして、がり勉した奴が、受かるとも、更に仮に大学には合格しても、一流企業で成功するとは、全く限らないのが「世の中」なんですが。)

ところで、じゃBL女というのは何なのか。・・・これは、一言で言って、「そういう世の中から逃避した女」と言うのが正解であろう。

私が見た、くらたまバッシングには、「くらたまが、真の『自分の価値』を見つけない限り、彼女はダメだろう」とか書いてあった。一応、なるへそとしておこう。

しかし、しかしだ。女に(というか人間に)真の『自分だけの価値』なんてあるんだろうか。特にこの社会で。

私の答えは「NO」である。

どんな男だって、「女の価値」とは、まず綺麗とか、料理上手いとか、自分の子どもちゃんと育ててくれるかくれないか、というような『現実的条件』から発するのであって、(これに、一種の「その女のオーラ」みたいなものもプラスされるかも知れない、)女だって、いくら『自分だけの価値』を持ってても、ニートの男と結婚する人はまず、いない。

だから。BL女は「疑似ホモ」を読むのである。・・・実際は、外見であるいは家事の腕で、あるいは一種のテクで旦那に選ばれ、主婦をやっているとしても、それを私は認めたくない。・・・あくまで、「人間」として亭主にパートナーとして選ばれたと思いたい。・・・それなら、そういう女性像を描いた漫画を読めばいいと思うのだが、実際にはそんなもんないから、彼女たちは「疑似ホモ」の世界に逃避するのだ。

世の中とは、まっこと厳しいものでありんす。・・・特に男は、「自分の得た条件」を自己のプライドにすることが、ある程度可能だが、女はなかなかそうはいかない。もし、そういう「社会的価値」に居直った人がいると、世間ではそれを「只のおばさん」と呼ぶから尚更ですな。はは。