哲学と文学と宗教と〜「イマジン」

自分は、99%は共依存否定派だが、1%は肯定派だと思う。

共依存と言うのは、悪い酒のようなもんなんじゃないかと思ったりもする。・・・しかし、じゃぁ哲学的に考えて、そういう「悪い酒飲み」を社会から、全追放することって可能なのか。

NOだと思う。

同じことを、恋愛について考える。悪い夢みたいな恋愛(=共依存)、というものを全部排除して、健康な働きもん(で、なくてもいいけど)の、夫婦だけで構成された社会と言うのを作れるもんなんだろうか。

やっぱりNOだと思う。

じゃ、自分的に悪い酒飲んで、一生棒に振っていいのか?悪い夢見て「嫌われ松子の一生」送りたいのか?と言われると、それは嫌である。

だから、私は宗教的な生き方が大事だとは思っているけれども、所謂「悪い酒(・・・村上春樹氏いうところの、『非現実的な夢想』)」・・・つまり、文学的なるものを根底から否定する気にもなれない。

要するに、私は、宗教的な考えをする人間でも無く、文学的な生き方をする人間でもないみたいだけれども、多分哲学的な信念を持った人間なんだろうなぁ、とは、時々思う。