頑張ることの功罪

この6月いっぱいで、私は参加していた自助グループを全部やめた。

やめてよかったことの一つは、自傷行為がやめられたこと、もう一つはアダルトチャットが全部やめられたことだった。・・・なんでかよく理由はわからないが、とにかく自助グループをやめた途端、ふたつともぴたっと止まった。

その代り、今少々過食気味だが、それでも自傷したり危険なチャットをしたりしている状態より、随分ましになったと自分的には思った。

自助グループは、わるいばかりのところではなかった。

それでも、やめてよかったと思ったのは、結局自分がそこで頑張りすぎていたからだ。・・・早く回復したい、早く棚卸しをしたい、と焦ってばかりいたからだ。

頑張るのは意外と簡単なことだ。

だけど、頑張り続けるのは必ずしもいいことではない。・・・特に、ある一点に目標を絞って頑張り続けるのはよくない。なぜなら、目標が達成されたとたんに、ものが見えなくなり訳がわからなくなるからだ。

大事なのは。

毎日毎日、焦らずたゆまずただ1歩1歩進み続けることだ。・・・何かに打ち勝とうとするのはよくない。何かの達成点に達しようとするのもよくない。人生に勝ち負けはなければ、答えもない。

癇癪を起して投げ出すくらいなら、最初からあまりにも頑張りすぎて人様に迷惑をかけないほうがいい。

人生は長い。

ゆっくり、休憩をとって、周りと自分の関係を見定めながら歩かないと、幸せにはなれない。

最近、漠然とそんなことを考えている。