初めて 友達が出来た その人は 毎日仕事で人間を切り刻んだり 真面目に勉強したり 女をやり逃げしたり 桜の下を歩こうと言ったり エロ写真をコレクションしたり 何だかおかしな不良の人だ でも とても辛抱強くて我慢強い なんだかヘンな 男友達が出来た

人は皆 何かにしがみついて生きている この人生と言う大海原を それは母であったり 男であったり 娘であったり 仕事であったり ＳＥＸであったり 神であったりするのだけれど 私はたまたま 芸術にしがみついて生きている

私は、基本的に少年マンガを読まない。熱心に繰り返して読んだものというと、新谷かおるの｢エリア８８」くらいしか思いつかないが、実はその他に、この「北斗の拳」と｢あしたのジョー」あと、「銀河英雄伝説」（これは正確には、もとが小説なのだが・・・）…

ピンクのバッグを買ってくれる人が欲しかった お前には似合わないと 少年らしくしていろと いつも言われていたけれど ピンクのバッグを 肉体目当てではなく もちろん世間体のためでもなく ただ私の笑顔のために ひょいと買ってくれる人が欲しかった いつもい…

どこまでつづくか ひとり女のけものみち 父もおらず 母もおらず 憎むべき兄弟もおらず 神すら信じない女に どこまでつづくかけものみち 教会にも行けない もはや出口はあなただけ どこまでつづくかひとりゆくこの道

兄は 父親に愛されていたあの人は 思えば素直に 私の前でよく泣いた やくざになりたくない 優しくありたい 暴力を振るいたくなくても振るってしまうと いつも泣き声で電話をかけてきた 非力な妹としては せいいっぱい 泣かないでよ しっかりしてよと ありっ…

女は誰しも お父さんがいないと泣けない・・・ お嫁さんにもなれない ただ 喚き散らして 自分のつらさを アピールするしかないのです お父さんがいないと 素直になれない 涙が 一滴も出てこない

思えば自分は 人に理解されたことが 一度もなかったのだなと思い・・・ 激励されたことはある 分析されたことはある しかし一度も 自分の辛さを 分かってくれる人に めぐり合って来なかった だから孤独だったのだなと 今は思うけれど だから社会に 適応出来…

外見は大人でも どうしようもない子供 自分は金持ちだといい 女に暴力をふるう変わりに 平気で自分の彼女の 卑猥な写真をネットに出す 女が離れて行きそうになると コンビニで口説いた少女を抱くといい そんな男の大半で この地球が回ってる あだるとちるど…

まるで大きな赤ん坊 彼女がいると言っては女の気をひき 何かにつけてはヌード写真を欲しがり キスさえしたくなくて お金があっても安ホテルで楽しみたがり 妻は家庭的な女がいいと言い 女のあそこは汚らしいと平気でいい それでいていつも穴が欲しいと まる…

よしながふみの、女に関する短編５編。 はっきり言って、最初読んだ時はどうにも違和感があってダメだったのが、今はすんなり読める。実に、女なるものの本質・・・（と、いうか女にそもそも本質なんてあるのかなぁと言う気も、最近するが）を描き切った珠玉…

実は、ここのところ、所有していた殆どの漫画を売ってしまおうとして、せっせと段ボール箱に詰めていたのだが、この文庫本だけはどうしても捨てられなかった。もちろん、巨匠手塚治虫の名作である。 何と言うか、この男を上回る男性像と言うのは、まだ日本の…

まさかこの現代に 実際に存在するとは思わなかった ブラック・ジャックのような男 強者でありながら 弱者に常に優しく 世間の厳しさを知り 決して女に媚を売らない 金を持ちながらその魅力に酔わない まさしくＮｏ．１の男

エイプリルフールに 不思議な男に出会った 常に生と死を見つめ 世間を熟知し 自分の影をはっきりと認める 引きこもりを 同情も差別も軽蔑も尊敬もしない ただ一人の人間として遇する 平和ボケしたこの日本で 初めて出会った 摩訶不思議で乱暴でそして礼節を…

何故一人 わたしを取り残して 明るい世界へ 遠い目をして行ってしまったのか あの人は あなたは 私が必要でないと言った 私は 足手まといになるだけだと それは本当の事なのだけど 酷く辛いです 何故一人 行ってしまったのか

明日はあなたの２６才の誕生日 もう多分 あなたの気持ちの中に 私は どこにもいないと思うから 一人で お花のショコラカップケーキを作って ささやかに 貴方のために 果実酒で乾杯することにします さみしいけど とてもさみしいけど 元気でいてねＭｙＤａｒl…

愛の掟 お互いを縛るのではなく 慰めあうのでもなく ただ互いに 思いやりを持って 接する事 愛情のこもった言葉と仕草で 二人の 時間を過ごす事

何故やさしい貴方に カウンセリングなどをしたのかと 悔やまれる それは貴方からのＥＳＣＡＰＥでした そうではなくて 仕事が辛くないか お母様が激しすぎないか 毎日もっと美味しいご飯が食べたいでしょうと もっと優しい言葉を かけてあげたかったです

今思うと あなたはわたしに 解決策を練るのではなく ただ 引きこもりはつらいだろう 両親は冷たいだろう 服はこの店で買え 髪は美容院でセットしろと 優しく言ってくれた唯一の人だったのに わたしはあなたに 愛のこもったｋｉｓｓを 教えてあげることくらい…

ぶち切れた あんたに対してぶち切れた 私にも変えられないものはある 過去の負債を 男の勲章にするのは勝手だが 復讐するは我にあり これ以上我慢していたら 自分の気がヘンになる あんたに 変えられない物を変えるのが男だと 確かに一度は言ったけど 何もか…

もし私が貴方のために毎朝完璧な朝食を作り部屋をきちんと掃除し詩も評論も書かす余計なお喋りもせず貴方のためだけにお風呂を沸かし夕食を作りお帰りなさい行ってらっしゃいと言い夜は貞淑な妻で居られたらあるいは別の人生が待っていたのかなと思うせめて…