2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

フィジカル

心と躯は深く繋がり合っている好きな人に抱かれたいとそれがどうしていけないことなのか貴方も誤解してる何故好きな人とキスしたいと思うのかちっとも分かっていない馬鹿な人なぜ一緒にお茶を飲みたいのかなぜ一緒に買い物したいのか何故ホテルに行きたいの…

サ・イ・ア・ク

一体全体 何人の女を泣かして来たのか それが男の勲章だと 思い込んでいる 飽きれた人 父と名乗る男には ロクなのがいないなと 改めて 肝に銘じます さようなら 今宵限りでお別れしましょう

SHYな女

何故 伝わらないのか 本当は 愛して欲しくてたまらないと 貴方を 一晩中愛したいと 全世界に発表しないと 気が済まないの 困った人ね どこまで憎まれ口をお互いに 本当はSHYな女だと どうして分からないのかしら

愛していると言ってくれ〜「風と共に去りぬ」

何度読み返しても、男女の恋愛の基本を貫いた名作だと思う。 この副主人公、レット・バトラーは、「愛している」と言えない男なのだ。・・・古今東西、男らしい男と言うのは、すべからくそういうものかなとも思う。「愛してる」の代りに、「抱いてやる」とし…

ONE CALL

愛する貴方からの 一度だけの電話 「俺とSEXしたいんだろう」と 一言で切れた とても 格好いい声だったけど 今 思うと 悲しいようなONE CALL 意外と貴方は 不器用でシャイな男だったのかも知れない

I’m sorry

ごめんね 勇気がなくて 辛抱強い貴方の告白を 酷いやり方で 断った・・・ まだ一度も自分の力で 何かを 成し遂げた事がない もうすっかり大人の 貴方とは全然違う でも これから毎日 貴方のためにお祈りするよ 色々と 本当にありがとう そしてごめんね 傷付…

共依存は愉しい〜「恋とはどういうものかしら?」

岡崎京子の、代表作を集めたアンソロジー。 これを読んでいると、人間が人間にしがみつくと(つまり恋をすると、)こういう風に幸せになったり不幸になったりするもんなんだなとつくづく思う。・・・そういう、今流行の言葉で言うと、「共依存」のお手本例を…

不良

優しくて カッコいい声で 女の扱いに慣れていて 一度断ったら すぐスペアの居る人 女のあそこを見慣れてるくせに 写真を欲しがる人 すぐ拗ねては 電話を勝手に切る人 誰か他に幸せにしたいと言っては 巧みに私の気を引く人

ある水曜日

8時半に家を出て コンビニでフリスクを買って 顔馴染みのヘアメイクさんとばったり会った それから LUSHでイランイランの石鹸を買って 11時から自室で友人とお喋りしていた 彼女は フランボワーズと苺のケーキを買って来てくれた その後 少しぼんやり…

与える

誰かに与えること 何かにひれ伏すこと それが 自分を育てることだと気づいた 男は皆ひとり 女は それにただ寄り添うもの 本当は 私にも母なるものの血が流れている

宇宙

人は皆 自分の中に孤独と言う 広い宇宙を ぽっかりと抱えている SEXで時々 それが埋まったような気がする 本当は 精神的に求められれば 誰でも もうひとりぼっちではない

祝・手塚治虫大賞受賞〜「大奥」

この作品で、よしながふみが、手塚治虫賞を受賞するのが、ここ数年来の私の夢であった。・・・それがかなったので、少々(とても書きにくいのだが)レビューを書いてみようと思う。 この作品の中で、今の所一番魅力的で、また強烈なキャラクターは、家光こと…

ずっとずっと 実の父親にすら 肉体的にしか女性として 認められていなかったのだと 今はそう思う どの男性も 肉体を屈服させることが 目的だったのだと だから 阿修羅のように彼らを 撥ね付けていたのだと あなたは違う 初めて私を 精神的に女性として認めて…

夜明け

夜が明ける トロピカル・ムーン 精神がようやく現実に目覚めて 暗闇から ひょっこりと その老いた身体を出す あなたと その荒療治のお蔭で おぼろ月が 熱帯夜に目を覚ます

コイツは私を怖れない・・・ むしろ私を憐れんでいる 遠ざけている 耐えられない侮辱が 陶酔に変わる 男なるもの 女を現実的に変え したたかに精神と肉体を統帥する ひれ伏す この私が ただ一人の男に対して

昏睡

昼間突然襲う昏睡 深い昏睡・・・ コイツは頭がいい コントロール不能 コントロール不可能・・・ 極めてIQ高し 悪知恵もおそらく高し 頭痛が襲う 不可解な荒療治に伴う 激しい咳と熱 今までになかった覚醒

この街

優れたお医者さんの貴方が 見立てた通りで 私は喘息になりかかってる この街 いつも逃げ出したいと思っていた 自分の箱庭のようなこの街を どうやら 一生出られそうにない セラピーに行くだけで動悸がする ミーティングに行くだけで眩暈がする いずれ 貴方と…

すれ違った休日

あなたの誘いを断った木曜日 その日はとてもいい日和で あなたは別の女性とデートしていて 手持ち無沙汰の私は お洒落して 街を一巡りし それから弁護士さんのところへ行って あらいざらい 話して泣いてから帰って来ました そんな時間の 潰し方しか知らない…

春に咲く

春に咲く花は どんどん変わる 桜はもう散ってしまって どこにもない 普通の男の人は 花を愛でる様に どんどん相手を変えます そして いつか家庭的な女性に巡り合って 一生を 幸福に終えるのかなと思います とても悲しい 一年に一度 はらはらと散る桜としては

おびえた子供

いつも部屋に閉じこもって おびえていた子供 それが私でした 阿修羅のように回りを攻撃することでしか 自分が保てなくて 母には虐められ 父には殴られ 友人には嫉まれ 酷い人生を送って来ました 彼が 初めてそこから連れ出して 腕を組んで 広い公園を歩こう…

大事にされること

自分がいつも もっと君は出来るだろう どうして怠けているのか 何故真面目に出来ないのかと 常に責められていた事に 気がついた そうではなくて 頑張らなくていいよ 休んでいていいよ 疲れなかったかいと 声を かけてくれる人に初めて出会いました 大事にし…

友達

初めて 友達が出来た その人は 毎日仕事で人間を切り刻んだり 真面目に勉強したり 女をやり逃げしたり 桜の下を歩こうと言ったり エロ写真をコレクションしたり 何だかおかしな不良の人だ でも とても辛抱強くて我慢強い なんだかヘンな 男友達が出来た

しがみつく

人は皆 何かにしがみついて生きている この人生と言う大海原を それは母であったり 男であったり 娘であったり 仕事であったり SEXであったり 神であったりするのだけれど 私はたまたま 芸術にしがみついて生きている

THE MAN〜「北斗の拳」

私は、基本的に少年マンガを読まない。熱心に繰り返して読んだものというと、新谷かおるの「エリア88」くらいしか思いつかないが、実はその他に、この「北斗の拳」と「あしたのジョー」あと、「銀河英雄伝説」(これは正確には、もとが小説なのだが・・・)…

ピンクのバッグ

ピンクのバッグを買ってくれる人が欲しかった お前には似合わないと 少年らしくしていろと いつも言われていたけれど ピンクのバッグを 肉体目当てではなく もちろん世間体のためでもなく ただ私の笑顔のために ひょいと買ってくれる人が欲しかった いつもい…

ALONE

どこまでつづくか ひとり女のけものみち 父もおらず 母もおらず 憎むべき兄弟もおらず 神すら信じない女に どこまでつづくかけものみち 教会にも行けない もはや出口はあなただけ どこまでつづくかひとりゆくこの道

兄は 父親に愛されていたあの人は 思えば素直に 私の前でよく泣いた やくざになりたくない 優しくありたい 暴力を振るいたくなくても振るってしまうと いつも泣き声で電話をかけてきた 非力な妹としては せいいっぱい 泣かないでよ しっかりしてよと ありっ…

女は誰しも お父さんがいないと泣けない・・・ お嫁さんにもなれない ただ 喚き散らして 自分のつらさを アピールするしかないのです お父さんがいないと 素直になれない 涙が 一滴も出てこない

理解

思えば自分は 人に理解されたことが 一度もなかったのだなと思い・・・ 激励されたことはある 分析されたことはある しかし一度も 自分の辛さを 分かってくれる人に めぐり合って来なかった だから孤独だったのだなと 今は思うけれど だから社会に 適応出来…

あだるとちるどれん

外見は大人でも どうしようもない子供 自分は金持ちだといい 女に暴力をふるう変わりに 平気で自分の彼女の 卑猥な写真をネットに出す 女が離れて行きそうになると コンビニで口説いた少女を抱くといい そんな男の大半で この地球が回ってる あだるとちるど…